会社員を辞めて、フリーランスとして活動を始めて1ヶ月。
好きな時に、好きな場所に行ける!
最初は楽しく活動を行うことができていました。
ですが、徐々に…
「前はこの時間、この仕事してたな」
「みんな元気にしているかな」
たった1ヶ月で、早くも寂しさを感じるようになりました。
会社という後ろ盾がない今、
個人で活動している自分には存在価値があるのか…
ネガティブなことをふと考える瞬間が出てきました。
早く成果を出さなきゃ!
変化のない状況に焦りを感じ始めていました。
友人からの一言で目が覚めた
そんな時に、友人からご飯に誘われました。
たわいもない会話から、仕事の話になり、今の私の活動について話をしました。
「発信力をつけて、都市部の人に地方の魅力を伝えたい」
「発信力をつけて、地元の人に自分を利用してもらえるようになりたい」
そう伝えました。
すると、友人からは、
「 いいカッコしいやな 」
そう言われました。
さらに続けて、
「発信力をつけたいなら、その人本来の魅力を伝える方が大事じゃない」
「人のためになることを言いますとか、やりますとか、そういうことを発信しても人はそんなに興味を持ってくれないんじゃないの」
「人って自分にメリットを与えてくれるから、ずっと一緒に居てくれるっていう訳ではないでしょ」
そう言われました。
ハッとしました。
私は思い上がっていました。
私は自分の活動を通して、地方に興味を持ってもらいたい、来てもらいたい、住んでもらいたい。
そして、住んだからにはずっと元気に暮らしてもらいたい。
そう思って今の活動を始めました。
私が住んでいる地方生活の様子を伝えて、魅力を感じてほしい。
そう思っていたはずなのに…
いつしか人の気持ちに訴える方向に進んでいたことに気がつきました。
どうしたら、みんなが興味を持って貰えるか。
そういう考え方になっていました。
私自身、活動を始めても、1年くらいは誰にも振り向いてもらえない。
そういった、状況を想定して、覚悟を決めて活動を始めたつもりでした。
始めてたったの1ヶ月。
もう、結果を求めるようになっていました。
なぜか…
孤独な状況に不安を感じていたからだと思います。
今年、フリーランスとして活動するまでに、私の中では相当な葛藤がありました。
それに向けて準備してきました。
ようやく、好きなことに時間が割ける。
そうして始めたはずなのに、
自分の選択は間違っていたのか…
このまま、活動を進めて良いのだろうか…
始めてたったの1ヶ月。
変化の無い状況に、もう不安を感じています。
「いいカッコしい」
あなたはなぜ、安定した仕事を辞めて、フリーで活動するようになったの?
自分の可能性を信じて、やりたいことをやってみたい。
そう思って始めたんじゃないの?
そうでした。
誰かのためじゃなくて、自分のやりたいことにチャレンジする。
そのために、今の状況を作ったことを思い出しました。
今の状況を楽しむ
地方でやりたいことをやっている自分を表現する。
そのことを思い出して、心が楽になりました。
そして、食事を終えた後に友人は、また次に会う予定を入れてくれました。
こんな何もない自分にも、温かい声をかけてくれる人がいる。
何かスキルを身につけなきゃ。
武器を身につけないと、色んな人と渡り合えない。
そう考えていた自分の価値観を壊してくれました。
今、やりたいことができている環境に感謝して、地方生活の楽しみ方をこれからも発信していきます。