身体を鍛えたくて、自宅で腹筋や腕立て伏せを始めたけど…
なんだか、物足りない…
自重トレーニングを始めて、負荷が物足りなくなったということは、身体が成長した証。
良い傾向です。
しかし、トレーニングがマンネリ化して、モチベーションが下がっているのであれば良くありません。
私も身体を鍛えたくて、自重を使った筋トレを始めました。
腕立て、腹筋、スクワット、上体反らし
基本の運動から始めて、慣れてきたら応用して負荷を高めながらトレーニングを進めようとしますが、
- なんか、物足りない
- 地味
- 飽きてきた
私は地方暮らしで近場に機器を取り揃えたジムもありません。
かといって、ダンベルやベンチプレスを購入して家に置くのも抵抗がある。
何かないかな…。
そんな時に、ディップススタンドという存在を知りました。
ディップススタンドって何?
どう使うの?
今回は、ディップススタンドを利用して、どんなトレーニングができるのか、私が普段使用している様子を交えてお伝えいたします。
ディップススタンドはコレだ
これは、公園の入り口などでよく目にする柵ではありません。
”胸トレ“には欠かせない、ディップスと呼ばれるウェイトトレーニング種目の行える、有能なアイテムです。
ディップスとは?
体操競技で用いられるような平行棒を用いて、両手で身体を支えた状態で、上下運動を繰り返し行う自重トレーニングです。
大胸筋と呼ばれる胸部の筋群を強化する目的で用いられることが多いディップスですが、この運動は両手で手すりを持って、手先が固定された状態でトレーニングが行えるCKC(閉鎖運動連鎖)の要素を含んでいます。
そのため、腕や体幹といった複数の関節や筋肉を複合的に動かすことができるため、腕や肩の動きを必要とする競技者の適正を高める目的で取り入れられるトレーニング種目でもあります。
主に鍛えられる部位
実は、胸だけじゃないディップススタンドの応用
胸や肩周りを鍛える運動で、とても頼りになるディップススタンドですが、運動のやり方を工夫すると、様々な身体の部位に対して高負荷なトレーニングを行うことができます。
レッグレイズ
負荷レベル:★★
足を上げるためには、上半身の姿勢をまっすぐ保つ必要があります。
足の重みに負けないように、腹直筋を効かせて、上半身の姿勢をキープして運動を行います。
Lシット
レッグレイズ → Level Up!
負荷レベル:★★★
足をしっかり伸ばせば伸ばすほど、腹部にかかる負荷を高めることができます。
さらに、足を上げる角度を高くすると重心が後方に移り、にの腕(上腕三頭筋)にかかる負荷が強まります。
ななめ懸垂
負荷レベル:★
僧帽筋(肩すくめ)、広背筋(背中)を効かせるためには、腕をしっかり引いて、頭がバーから出るくらい上げる意識が必要です。
斜め懸垂 → Level Up!
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足を伸ばし斜め懸垂
負荷レベル:★+
足の位置を離すことで、足の支えが少なくなり、より腕の力が必要となります。
足伸ばし懸垂 → Level Up!
⇩ ⇩ ⇩
足上げ斜め懸垂
負荷レベル:★★
足の位置を高くすると、腕にかかる負荷が高まります。
懸垂
負荷レベル:★★★
足をしっかり引き上げることで、頭をまっすぐ上げることができます。
プッシュアップ
負荷レベル:★★
腹筋に力を入れて身体を一直線に保つことで、腕を深く曲げることができ、負荷量を高めることができます。
タックレバー
負荷レベル:★★
足を抱え込むように身体を丸め、頭が下がらないように行います。
タックレバー → Level Up
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伸身タックレバー
負荷レベル:★★★
抱え込んだ状態から、足を上に伸ばします。足はディップススタンドにかからないように行うと、腹部により負荷がかかります。
サイドプランク
負荷レベル:★★
頭と身体の位置を一直線に保ち、ふらつかないように姿勢を保持しながら足を動かすことを意識して行います。
プランクラン
負荷レベル:★★
足を引き上げる際、腰が曲がると効果が薄れるため、身体を伸ばすことを意識して行います。
ブルガリアンスクワット
負荷レベル:★★
膝を曲げて片脚に体重がかかることで腰が曲がりそうになりますが、目線を正面に向けて、背中をまっすぐ伸ばした姿勢をキープします。
ジャンプ
負荷レベル:★★
脚力の強化が図れるとともに、体幹を安定させるトレーニングにもなります。
姿勢や力加減がズレると、着地位置がズレます。
見た目以上に難しいですし、息も上がります。
いかがでしたでしょうか?
私はディップススタンドを購入して、トレーニングの内容がかなり充実しました。
自重のみで筋肉量を増やす目的のトレーニングも十分行えています。
近所にジムがない…
嘆く必要はありません。
ディップススタンドで筋トレライフを充実させましょう。