何もない地方には魅力がない?地方生活の楽しみ方について考えてみました。

ローカルライフ

私もかつては地方での生活に飽き足らず、地元を飛び出して都市部で生活をしていました。

月日が流れる中で、将来のことを考えるようになり、

地元に戻ろう!

そう決心して、Uターン移住しました。

都市部での生活も楽しかったですが、都市部にはない地方生活の楽しさもあります。

とは言っても、地方での生活は不便でしょう?

そう言った、意見もあるでしょう。

今回お伝えしたいこと

今回は、私なりの地方生活の楽しみ方をお伝えし、地方生活に魅力を感じてもらうことを目的とした記事になっております。

地方生活を始めて気がついたこと

都市部で生活をしていた時は、いかに時間を効率的に使って生活するかということを考えていました。

言うなれば、時間に追われているという感覚です。

東京に住んでいた時は、基本的に移動は電車やバスを利用します。

足を運んだことのない場所に行く時には、地図アプリを使って目的地までの経路を調べ、何時何分にここを出て、どの電車に乗って、どの改札を出れば予定の時間に到着する。

どの路線が、どの交通機関が効率が良いか…

そんなことを考えて生活をすることが多かった気がします。

近所にコンビニやスーパーといった小売店や飲食店も多く、出前も簡単に取れるため、特に東京に住んでいた頃は自炊もほとんどしませんでした。

都市部の魅力といえば、人が沢山集まることで様々な人と交流を図ることができ、イベントや娯楽施設といった、都市部でしか味わえない体験に時間を注ぐことができます。

ですので、生活するという観点では、自分自身の生活を疎かにしていたような気がします。

地方で生活を始めると、都市部に比べて、生活を便利にするサービスが少ないため、自分自身で工夫して補っていくしかありません。

なので、自炊もよくするようになりました。

自炊を始めてから、野菜ってこんなに美味しかったっけ?

食材本来のおいしさに気づきました。

せっかくなら美味しい食事を作りたいと、道具を揃えてみたり、包丁を研いでメンテナンスをしたりするようになりました。

◯ 自分自身で工夫して、生活の質を高める。

◯ 生活に向き合う。

生活そのものを楽しむことこそが、地方生活の醍醐味だと気がつきました。

地方生活の楽しみ方

インターネット

地方にも光回線が通っており、インターネット環境は十分に整っています。

私はワールドカップをAbemaTVで観戦し、本田選手の解説を聞きながら楽しみました。

ドライブ

地方での生活に車は欠かせません。

車で移動していると、大自然の四季折々の変化が目に入ってきます。

自分で車を走らせながら、風景を楽しむことができます。

自炊

地方では仕事帰りにふらっと立ち寄れる飲食店の数が少なく、連日外食も飽きてしまいます。

それなら、自分で準備しよう!

ということで、私は自炊をするようになりました。

やっている内に、どうせ作るなら美味しく食べたい。

どうしたら美味しくなるかな?

調理器具を揃えたり、食べるまでの時間も楽しめるようになりました。

散歩

地方では車での移動がほとんどであるため、東京で生活していた時よりも圧倒的に歩かなくなりました。

そこで、運動不足解消のために散歩を始めました。

これがすごく楽しいです。

目的地に行くために歩くのではなく、散歩を目的に歩くというのも良いものです。

身体を動かしながら考え事をすると、前向きなアイデアが出てきやすいように感じます。

自然から生み出される澄んだ空気を吸って歩くことで、肉体面だけではなく、精神面にも良い影響を感じています。

筋トレ

元々、運動が好きで、24時間好きな時に通えるジムの会員になっていました。

地元に帰ると、そのようなジムはなく、どうしようか考えていた時に、

「自重でやればいいんだ!」

ということで、自重トレーニングを始めた所、楽しくなってしまいました。

都市部の公園で筋トレをしていると目立ちますが、田舎の公園は人も少ないため、気兼ねなく自重トレーニングをすることができます。

薪割り

最近、ソロキャンプを始めたいと目論んでいます。

私の祖母の家は、未だにボイラーを使い、薪を焚べてお湯を沸かしています。

そのため、薪が沢山積まれています。

その薪を拝借して、焚き火を目的に利用するため、薪割りをやってみたのですが、これが思いの外楽しくて、身体が持つ限りずっとやっていられます。

今後は、自分のためだけではなく、ボイラー用の薪を用意するための薪割りもやっていこうと思います。

古民家の飲食店

地方の飲食店の作りには趣があります。

久々に地元に帰り、お蕎麦屋さんに入った時に、土間がお出迎えしてくれた時には感動しました。

作られた感じではなく、伝統的な日本家屋の作りに感動します。

キャンプ(これから)

暮らしを楽しむという所が、地方生活の良さであるということに気づいたことで、キャンプというアクティビティにより興味を持ちました。

住まいを準備して、暖をとり、食事を作る。

暮らしを楽しむ、向き合うという点で、是非ともソロキャンプにチャレンジしたいと思っています。

今は自宅の畑にキャンプスペースを作り、来たるソロキャンプの日に向けて、テントの設営や焚き火の準備、屋外での調理など一人でもやっていけるようにトレーニングに楽しみながら励んでおります。

まとめ

今は都市部で暮らす30代~40代の若い世代の方が、地方での生活に興味を持たれているということが話題に上がっています。

何もないという地方での暮らしの魅力は、

◯ 生活に足りないものを工夫して補うこと

◯ 人としての暮らしに向き合うこと

なのではないかと私は思います。

今の世の中は、私たちの心を満たす沢山のエンターテインメントに溢れています。

私たちはいつか満足し、それらのエンターテインメント誕生にはいつの日か終わりはくるのでしょうか?

エンターテインメントを与えられて受け取るだけではなく、自らで工夫をして生み出しながら心を満たすことが大切なのではないかと、最近思うようになりました。

とは言っても、自分自身が心から楽しむことが大事!

私はこれからも、ちょっと足りない地方での生活を楽しんでいきます。