「ソロ活」という言葉をご存知ですか?
単独という意味の「ソロ」と活動を組み合わせた造語で、一人の時間を有意義に楽しむ活動を言います。
「おひとりさま」と聞くと、
寂しい 一人ぼっち 孤独
ネガティブな印象の強い言葉でした。
ですが、最近の「ソロ活」ブームにより、
- 一人カラオケ
- 一人焼肉
- 一人旅
- ソロキャンプ
様々な一人◯◯、ソロ◯◯が発生しブームが起きています。
ただ、一人で行動するって勇気がいりませんか?
私も一人で行動するのは苦手でした。
私も昔は、一人で飲食店に入ることでさえも気が引けていました。
一人で行動したいという欲求はあるのに、勇気が出ずに誰かと行けるチャンスを伺っていました。
しかし、一人で行動できる人の方が、多くの出会いやチャンスが巡ってきます。
私も、そのことに気づいて「ソロ活」ができるようになりたいと意識して単独行動をするようにしました。
ソロ活を妨げるものとは?
ソロ活を平気で敢行できる人は、孤高の遊びの天才であり、人生を謳歌している。
一人で行動する勇気が持てなかった私は、そのように思っていて、強い憧れを抱いていました。
私も人生を謳歌したい!
そんな自分を変えるべく、ソロ活にチャレンジして、今はおひとりさまライフを心から楽しめるようになりました。
そんな、過去の自分を参考にして、ソロ活ができない理由について考えてみました。
【一人でいることが怖い】
誰かと一緒にいることで、自分は一人じゃないという安心感を得ることができます。
人の存在を身近に感じることで自分は孤独ではないと認識することができます。
人に合わない時間が増えていくと、自分は他の人に必要とされていないんじゃないか?
といったように、他者に対して自分はどういう存在であるのか考えていき、ネガティブな思考に陥って不安になってしまいます。
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中学生や高校生時代の私はこの気持ちを抱いていました。
【一人で物事を決められない】
誰かと一緒に物事を共有することが重要で、多数が良いと思うものを選ぶことで安心します。
なので、複数の友人と食事に行っても、料理の味や食べたいものが重要というよりは、友人と何を食べて時間を過ごすことができたかという思い出が重要となります。
よって、一人になった時に、何をすれば自分は有意義に過ごすことができるのかという判断ができず、人任せで主体性に欠けた行動をとってしまいがちです。
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専門学生時代、ハタチの頃の私はこの気持ちを抱いていました。
【他人にどう思われているのか気になる】
実生活では実家を離れて独立し、一人で行動する場面も増えてきます。
それによって、これは一人でするもの、これは複数人でするものといった、自分の中で行動基準を設けるようになります。
自分自身が、これは複数人でするものという認識を持った行動に対して、一人で行動することに抵抗感を持つようになります。
自分の認識に対して、自分自身が違う行動をとれば、世間は自分に対して違和感を覚えるのではないか…
そのように、考えるようになります。
自分が想像する世間の認識や意見に沿った行動を取ることで安心感を得ます。
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新卒から社会人3年目の頃の私はこの気持ちを抱いていました。
無理をして「ソロ活」する必要はない
私自身の経験を踏まえて、ソロ活を妨げている原因を3パターン紹介しました。
冒頭にソロ活をおすすめするような言い方をしましたが、私自身は無理をしてソロ活をする必要はないと思っています。
その理由については、一人で行動できないのには、人によって様々な原因があるからです。
しかし、一人で行動できない人の中には、一人でいるとネガティブなことばかり考えてしまう方や、不安や恐怖心が湧いてしまう方もいます。
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今回は、ソロ活をおすすめする話題に触れていますが、一人の時間も好きなのにソロ活ができない人向けの内容となっています。
一人になることに対して不安や恐怖を感じるけど、ソロ活をして自分を変えたいという方は、まずはじめに専門知識を持った方のカウンセリングを受けてみることをおすすめいたします。
一人になることが辛いのに、無理してソロ活を始めることはメンタル的にも良くないことです。
ソロ活をオススメしたいポイント
私がソロ活をしたいと思った理由は、やはり一人で行動できている人の方が、仕事やプライベートが充実している人が多いと感じたからです。
なので、自己啓発に近い感覚でソロ活をスタートさせました。
ソロ活を行うようになったことで、自分の身に感じた変化について記載します。
①主体的に行事参加ができるようになった
何かイベントがある時に、以前は楽しませてもらうという感覚で参加していましたが、自分からその場を楽しむという感覚で参加できるようになりました。
②物事を前向きに考えられるようになった
物事を進めようとした時に、過度に他人に期待をせず、自分が最善を尽くすことを意識するようになりました。
誰かがミスをしてもイライラすることが減り、逆に人から手伝ってもらえると感謝できるようになりました。
③自己理解が深まった
どんな映画や音楽を聞くと感動するのか、元気がもらえるのか、どんなことをされると不快になるのか、自分の感情の移り変わりを理解できるようになりました。
④自信がついた
人とのコミュニケーションで、自分の気持ちを相手に伝えられるようになりました。
⑤時間にゆとりができた
自分が会いたい人に会う、参加したい行事に参加する。自分の気持ちを優先しながら、人と付き合うことができるようになり、自分の時間を持てるようになりました。
⑥出会いが増えた
一人で行動することで、圧倒的に行動量が増えました。そのおかげで、色んな価値観を持った人と出会うことができました。
ソロ活で心が鍛えられる
ソロ活を始める前は、一人は寂しいものだと思っていました。
ですが、ソロ活をできるようになると、自分がやりたいと思ったことにチャレンジできるようになり、次はこんなことやってみよう!といった感じで好奇心が強くなりました、
生活にハリも生まれます。
一人でもできた!
そうした経験は、自信にもなります。
自分に自信がつくと、人間関係も良くなり、普段の生活にも良い影響を与えてくれるようになります。
「ソロ活」ができるようになるためのステップ
今までできなかったことが、急にできるようになる人は天才です。
今まで自転車に乗れなかったのに、自転車に乗りたいからといって自転車に乗っても上手く乗れないように、何事も上手くできるようになるためには経験とコツがいります。
ソロ活も一緒だと思います。
今まで一人で行動できなかった人が、いきなり一人で温泉旅行に行くというゴール設定は高すぎますよね。
できたとしても、心からは楽しめず、嫌になってしまうかもしれません。
スモールステップで、1つずつソロ活を段階的にクリアして楽しみを見いだしていくことが大切です。
そこで、私なりのソロ活を心置きなく楽しむ方法についてお伝えします。
「ソロ活」を楽しむ心構えを身につける方法
私なりのソロ活を心置きなく楽しむ方法…
それは、行動に理由をつけるという方法です。
私にとって、ソロ活を妨げていた理由の一つに「自意識の高さ」がありました。
これは、自分の今とっている行動が周りの人から見て、どう見られているのかが気になってしまうということです。
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はっきりいって、一人の自分に対して他人は気にも留めていません。
ソロ活上級者の人からすれば「自意識過剰だよ。そんな自意識は捨てなさい!」そうお叱りを受けるでしょう。
ですが、そんな簡単に自意識を捨てられれば、こんなことで悩んだりしません。
そこで、こんな自意識を捨てられない方に向けて、私が編み出した方法。
それが「理由をつける」という方法です。
なんだそれって思う方もいると思いますが、意外と気持ちが楽になります。
自分の行動に対して、人に説明できる理由があると行動を起こしやすくなります。
理由を持つことで、行動の指針になるからです。
行動する目的が持てると、自分の行動を邪魔していた自意識を排除することができます。
ようは、私はそれだけ狭い思考の世界の中で生きていたということになります。
心の持ち方しだいで、周りの世界の見え方が変わります。
その他にも、演じるという方法もあります。
行動に理由をつける。
こじつけでも何でも良いです。
ソロ活始めたての時は、やりたいことへの動機を強めてくれます。
やってる内に、理由はだんだんどうでも良くなってきます。
そうなれば、あなたも「ソロ活」上級者の仲間入りです。
今は「ソロ活」しやすい環境が整っている
理由をつけるなんてめんどくさい!
そうおっしゃられる方もいるでしょう。
でしたら、今はソロ活しやすい環境が整ったお店もあります。
そういった、お店を利用して慣れるのも良いでしょう。
一人でも気兼ねなく利用できるお店を、簡単にいくつかご紹介します。
・個席に区切られたラーメン店、焼肉店(一蘭、焼肉ライク)
・個人ブースに分けられたカラオケ店(ワンカラ)
・漫画喫茶、インターネットカフェ(快活クラブ)
・ビジネスホテル(シングルルーム)
まとめ
大人になるにつれて、1日の時間の流れを早く感じるようになりました。
だからこそ、自分の大切な時間をやりたいことに注ぎたいと思うようになりました。
自分がやりたいと思っていても、一人じゃできないというのは勿体無いですよね。
今のソロ活ブームにあやかり、ソロ活ライフを充実させてみましょう。
もしかすると、人生に転機が訪れるかもしれません。