キャンプ先で、なにかやることあるの?
色んな準備がめんどくさい
キャンプと聞いて、興味の湧かない方はそう思われるでしょう。
コロナ禍で加熱したキャンプブームですが、
今はオンラインで他の人とゲームを楽しんだり、映画もインターネットを繋げて好きな時に楽しむことができ、世の中には私たちを楽しませてくれるエンターテインメントで溢れています。
そんな中で、なぜキャンプを始めたいの?
それは、普段の生活をより楽しみたいと思ったからです。
普段の生活を楽しむとは?
私は、令和元年に東京から地元の地方にUターン移住をしました。
東京で生活をしていた時は、食事は外食か出前をとって済ませることがほとんどでした。
あまり利用することはありませんでしたが、必要であれば家事代行といった、生活を便利にしてくれるサービスもたくさんありました。
東京での生活は、様々な体験に時間を使うために、いかに効率的に時間を使うか。
そこに重点を置いて生活をしていたような気がします。
地方での生活を始めてから、時間に追われるような感覚はなくなりました。
私の住む地方には、飲食店も少なく、好きな時に出前をとることはできません。
更にコロナも重なり、自宅で過ごす時間も増えました。
なので、自炊を始めることにしました。
最初はめんどくさいと思っていた自炊やその他の家事も、
今日のお米の炊き具合は最高
洗濯物が綺麗に畳めた
やっているうちに、楽しくなってきました。
何気ない暮らしの中に喜びがある。
生活をしているという実感が湧いてきました。
もっと生活の質を高めたい…
お皿に盛り付けて食べよう
ビールはコップに注いで飲もう
包丁を研いでみよう
ひと工夫加えることで、日常の暮らしにハリが出ました。
生活に向き合う楽しさ。
暮らしに豊かさを感じるようになりました。
もっと豊かに暮らしたい
いかにムリ、ムダを省いて物事を進めるか。
それが、大切だと思って20代を過ごしてきました。
仕事をする上では必要なことだと思います。
なので、日常生活の中にも取り入れて生きてきました。
その結果、自宅は帰って寝るだけの空間。
日常の暮らしは疎かになっていました。
地方での生活を始めて、
不便な生活を工夫することで生活の質を高める楽しさ。
丁寧な暮らしをすることの大切さを知りました。
地方には何もない。
それこそが、最大の強みだと私は思います。
もっと、生活を楽しみたい。
暮らしに向き合いたい。
それが、私がキャンプを始めたいと思った理由です。
私なりのキャンプの楽しみ方
YouTubeやInstagramでキャンプをしている方を見ると、様々なキャンプギアを駆使して料理をしたり、薪を組んで焚き火を楽しんでいて憧れます。
私もいつかそうなりたい!
そう思っていますが、あくまでも暮らしを楽しむツールとしてキャンプを取り入れたいと思っています。
楽しみ方
「まずは薪を割ってみよう」
「焚き火をしてみよう」
「ダッチオーブンで料理をしてみよう」
一歩ずつ、一歩ずつ進んでいます。
これが、めっちゃ楽しいです。
20代前半くらいの時に、友達とキャンプに行った際、
やり方もわからず、勢いで一通り道具を揃えて、キャンプをしたことがあります。
楽しかったですが、その後、キャンプにハマることはありませんでした。
あれから月日が流れ、キャンプを目的とするのではなく、
「暮らしを豊かにする」
そのテーマのもと実践することで、
- 寒い日に焚き火の暖かさはカラダに染みる…
- ダッチオーブンで作った肉じゃがのじゃがいもの味染み具合がすごい!
感動しました。
じわじわとキャンプ熱が高まって来ております。
QOLも爆上がり中です。
地方というアドバンテージ
「暮らしを豊かにする」をテーマに私なりのキャンプを実践していますが、
もしも、都市部に住んでいたらこんなに気軽に活動できていなかったでしょう。
〜今の環境だからこそできていること〜
近所で薪を調達できる
近隣に騒音で迷惑をかけずに薪割りができる
自宅の畑でデイキャンプ
気軽にキャンプギアを試すことができる
キャンプギアの収納場所に困らない
「もう少し東京にいたかったな…」
そんな気持ちもありましたが、
キャンプを始めたい!
そう思ってから、地方に住まいがあって良かった。
心底、思います。
まとめ
自分の人生を充実させるためには、趣味を持たなきゃ!
そう思っていました。
何もない地方を離れて、都市部でも生活をしました。
でも、趣味なんかなくても人生は豊かに過ごすことができる。
地元に帰って気づきました。
暖かい食べ物を食べる
自分のお気に入りの食器を使う
何気ない日常にひと工夫を加える。
普段の暮らしを大切にする。
それだけで、心が豊かになります。
キャンプは丁寧な暮らしの手助けをしてくれます。
もしも、目まぐるしく変化する日常に疲れた方がいたら、
キャンプで丁寧な暮らしをしてみませんか?